光の筐体押スト割ルト への感想

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評価平均

発想2.9
構成3
表現2.8
総合2.9


自身鈍いので、作者名の由来を既読の方のつぶやきで知らなかったら、結構頭を捻ったかもしれません。
暗号ってポピュラーなのかなと思いつつ、こういう知識を持っていたのでヤスシも、こんな手を使ったのかなと思いました。
文章は大変読みやすいのですが、カウントダウンの緊迫感が今一つ感じられません。句読点が少なく、危急時のワンセンテンスが長いせいかなとも思いました。
ヤスシ、ガンバレ。

綺麗な作りと締めの物語でした。
惜しむらくは登場人物の心理描写。
もっと彼女らのことを書いて欲しいと思えました。
ただ物語に必要な文章は十分書かれているので、それを望むのはただの読者の我儘です。
でもこの物語なら、もっとドキドキさせたりハラハラさせたりが個人的には欲しくなってしまう。

纏まりや良し、しかしこの暗号と、暗号の過程と、
そこに至る設定の提示がもっと欲しかったのが正直な所です。

 コメントのみ書き込みます。
 これだけの説明が必要なのか……と、我が身を振り返って反省する読了の瞬間でした。
 以上、読ませていただきありがとうございました。

 ややスロースタートな気もするが、展開ごとの文字数配分がいい。全体を見るとまとまっているし、造りはしっかりしている。だがどうも肝心のトリックに切れがない。一から十まで説明されて、理解できても腑に落ちない。ミステリ仕立ての話で、謎がとけても爽快感がないというのはやはり厳しい。
 なお、ラストは物語的にはおもしろいと思うのだが、染みついたビンボー根性をおさえきれず「もったいない……」とつぶやいていました。

主人公を途中まで男だと思ってました。すみません。
謎解き部分は置いておくとして、オチは読めましたが、大オチはよかったです。

 ネタは整っているのに書きかたが整ってない。
 また謎ときについては知識がないと分からない(読者に想像や推理の余地がない)類のものなので、主人公の推理のプロセスはよどみないんですけども、でもそれだけだと読み物としてはあまりおもしろくない。二人の関係性とかお話の流れにもう少し魅力があればなあと思いました。

RGBといえば三原色、というのはまあ割と一般的な連想だと思いますが、それはきっと作者さんも同じ認識なのだと思われる。だからこそ、私がまずはじめに導き出した答えが三原色だったのでしょうから。しかしなぜそこから逸脱してしまったのか? そのまま純粋に色の認識を深めて謎を解き明かしていく構成のほうが、作品としては良かったように思います。とはいえ、アイドルや空港のタグ、シーザー暗号などの布石を置いて、それを回収していく構成は嫌いではないです。

 微笑ましくて爽やかな物語。でも、暗号の意味するところはすぐ分かってしまった。色だけで場所がわかるのはちょっとご都合主義かなと思うのだが、後の主人公の暴挙に喝采したので気にならなくなった。やったぜ! (サプライズと言えども、犯罪を匂わせるような画像を送りつけてはいけないと思う~~)

 オチは割と最初の方から読めてました。そうなると、オチに持っていくまでの過程が大事になっていくのですが、個人的に結婚指輪を差しだす前に出されるなぞなぞにさほど魅力が感じられませんでした(こういったサプライズは得てして自己満足なのでこういった突っこみは無意味なのかもしれませんが、話しの流れとしてもこの謎にする強い必然性が感じられず、読者である身としては、なんとなく、あっ、そうですか、といった以上のことを感じられなかったのが、致命的です。爽快感はほぼないに等しいといっていいでしょう)。また、最序盤のほのぼのとした空気から、いきなり主人公が次々に見慣れない薀蓄を繰りだした思考をはじめるあたりに、大きな違和感を覚えました(それこそ、本当に人が変わったみたいに。そうした豹変が、作品に生きているというわけでもなく、かえって違和感が大きくなるだけでした)。ほのぼの路線か、推理物のどっちかにしっかりと絞って書いた方がいいかもしれません。ただ、こうしたちぐはぐさに可笑しさを感じる人であれば、楽しめるのかもしれない、と思いもしました。

オチの思い切りの良さは面白かったのですが、そこに至る過程の深刻さが大きすぎてオチとして上手に機能していない気がします。
これ事件として警察に通報されてたらヤスシはどうしてたんだろう。

緊張感ある中盤は良かったと思います。

序盤結婚を意識する女性でありながら「お年頃」という言葉を使用した時点でコメディータッチかと思いきや、緊張の中盤、でオチと、導入・落ち・仕掛けの空気がバラバラだったので、楽しめませんでした。
仕掛けも伏線を回収するタイプではなく、知識頼みになります。しかし、どの女性も知っていることかといわれるとどうか。
空気の統一と仕掛けに一工夫あればもっといい作品なるかと思います。

謎解きものも自分大好物なんですよねー。
面白かったです。
わたしもヤスシにはやり直しを要求したいと思います。

 読みやすい謎解きでした。最終的に一番初めの三原色の話に戻っているのは拍子抜けしましたが、「ルビコン川を渡れ」からの「シーザー暗号」とか、アルファベット三文字からのアイドルグループや空港のタグへの発展など、小ネタが利いていて面白かったです。また、暗号の解説もすんなり読めて心地いいです。
 一方で、着信音で睡魔から逃れたのにすぐにメールを見ずテレビをつけたり、迷惑メールのURLを開いたり(たいていの場合、メールを開くだけなら問題なく、URLを開くことで情報を抜き取られたりするので……もちろん例外もあるかもですが)、少々ずれた言動をしているかなぁと思う部分もありました。ストーリーを動かすために不自然な行動を取っていると感じてしまい、そういう部分は、もっとストーリーに気を使えばなくなったんじゃないかなという気がしました。

 ヤスシくんはサプライズを仕掛けるタイミングが悪かったですね。まさか爆破テロの影響で、彼女が指輪の箱を爆弾だと思い込むだなんて考えもつきませんし。でも「私」が疲れ切っているのにここまで付き合ってくれるんだから、指輪を見つけた後の答えは決まってますね。さっさと見つけて尻に敷かれてしまえばいいですね。ひゅーひゅー。

サプライズ過ぎて、彼女が怒るのも無理ないなあ、と納得。
若干説明が長くて、彼女は慌てているのか、冷静なのか、よく分からないところはありましたが。

結局、暗号は後半のひとつで事足りたのでは?
という点が気になって、純粋に楽しめなかったというのが正直なところ。
ペンネームのセンスは好きです。

アイディアを生かしきれていないような気がしました。もう少し巧妙に構成することができるような気がします。
しかしながら、作品のテンポなどは優れたものがあるかと思います。かなり豊富な内容をこの短編に詰め込めるだけの技量を感じました。

あんまりわくわくしない謎解きだなぁと思ってたら最後のオチと噛み合っていて、雰囲気作りが上手だと思いました。

 正直わたし(読者)にとっていきなり提示された謎はどうでもいいのですが、私(語り手)は真剣に解こうとしている。でも最後にわたしと私がリンクする。そこが唯一おもしろいところです。

黒い箱を見つけた辺りでなんとなくオチは想像できてしまったんですけど、彼女の行動には納得。ですよね、そうしたくなりますよね、これで「きゃ〜嬉しい」とはならないよね! って思いました。私だったらぶん殴って終わりってオチにしそうな所ですが、テーマと掛け合わせて指輪を飛ばした辺り、作者さんのセンスを感じさせます。
面白かった!

綺麗に纏まっていますね。
謎解き部分は説明過多かなあと少し思いましたが、全体的には起承転結がはっきりしていてとても読みやすかったです。
ラスト、『私』の気持ちよくわかります。間違いなくやり直しを要求していい案件ですね

謎解きの必要線がイマイチピンときませんでした。あと、せっかくのプレゼント、激情に任せて窓から投げ捨てるような人と結婚すると将来苦労するで……。

 何かしらの「挑戦」の痕が見えたら、良かったのかなぁ、とも思いました。

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