心霊現象グランプリ写真部門冬大会ミチミチル への感想

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評価平均

発想3.9
構成3.5
表現3.4
総合3.6


作者です。
作品への感想、評価、それから投票してくださった方々に感謝と御礼申し上げます。
皆様のおかげで3位という結果を頂戴することができました。
内容に関しては勢いだけで書いてしまった部分もあるので、皆様のご指摘には反省しきりです。
頂いた感想をしっかり受け止め、今後に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

好きな作品なので何度か読み返したのですが、ちょっと疑問が浮かんだので書いときます。

疑問は「柳さんが今の今までミキぴょんの結婚(あるいは、結婚前の恋愛や婚約など)を知らずにいられたのは何故か?」というものです。

柳さんがまだ生きてる時は、物理的制約があるので知ることができなくて当然ですが、死後、幽霊としてメイドカフェに頻繁に出入りできるくらい自由があるなら、かなり高確率で知ってしまうのではないかな、と。
意図したか否かに関わらず、柳さんがミキぴょんの携帯を見てしまうとか、バックヤードでの雑談を立ち聞きしてしまうとか、十分にあり得そうです。

序盤で「去年までの大会の状況」が言及されているので、柳さんが死んでから一年以上経っているものと思われ、時間的猶予は十分にあります。
この長期間、柳さんが自制心を発揮し続けたのだとしたら、凄いとしか言いようがないですが。
(幻滅したくない! 成仏したくない! という一念でしょうか。あるいは、本気の本気でミキぴょんを盲信していて、プライベートを覗くという発想すらなかったか)

作中で説明しようとするとくどくなりそうなので、説明は省いていいと思いますが、作者さんの中で整合性がとれてるのか少し気になった次第です。
あくまで参考意見ですが、もし本誌掲載となったら、台詞のどこかにニュアンスを滲ませる、作者コメントで言及する等の手段をご検討いただけたら嬉しいです。

この形式自分も考えてみたことがあるので興味深かったです。
内容があんまり好みじゃなかったので少しそのあたりが残念でしたが、会話のテンポは好みでした。
違う二人のこのテンポの作品が読んでみたいなと思いました。
会話劇のリズムはしっかりと取れてるんじゃないかなと個人的には思います。

最初はなかなか面白い設定でどんな展開になるか楽しみだったのですが。それぞれクスッとはしても、今一つパンチが効いてないような気がしました。どれもが一応の目的である、飛ばせるほどの驚きから遠かったせいかもしれません。脱線ぶりはノーマルな状態があってオチとなるのだと思います。

影に情報収集のプロがいるなぁ。
笑わせてももらいました。

馬鹿馬鹿しい遣り取りが結構楽しかったです。
もうちょっと設定を練り込んで、
あーでもないこーでもないの方が、
好みではあるのと、割りとぶっちゃけ、
タイトルだけでオチているのが、
テーマ的には一工夫。でしょうか。

 コメントのみ書き込みます。
 実況は筋書きが見えないから面白いんだなぁと思いました。
 以上、読ませていただきありがとうございました。

これ、幽霊が女バージョンも読んでみたいですね。女の人は幽霊になって何を考えるのか?
それはともかく。
軽妙なノリで楽しめました。ただ、幽霊たちの振る舞いが良くも悪くも紋切り型で、ぶっ飛んだところがないかなと。

 解説の柳さんに対して実況の佐々木さんがなかなか慣れた対応をしていて、こういう関係性って現世でも時々見られますよね。スポーツ中継とか。よく観察されているなというのと、それをそっくりそのまま幽霊に置き換えてしまう発想が面白かったです。

 田中さんがつい憑依してしまったあと、一行空いて元カレと父親が逝き合う場面、田中さんと元カレ・父親ペアに関係があるのかと勘違いしてしまいました。ここの一行は(中略)という意味なんだと思いますが、その前にある一行空きでは(中略)感がなく、同じ一行の空白で、時間が早送りされているされていないのバラつきがあったので、混乱してしまったのかなと思いました。
 特に、地の文がない形式を取っているので、例えば話題の転換ならば一行空き、中略するならば三行空き、といった、見た目にわかる工夫がされていたらもっと読みやすかったかなと感じました。

 ミキぴょんはとんだ悪女ですね。幽霊まで手玉に取って。しかも「彼氏はいない」「心は主人のもの」と、確かに結婚していても嘘ではない言葉をチョイスしているところ、柳さんも黙って成仏するしかないですぴょーん

終始能弁な解説の柳さんが、メイドカフェに行かれるのかと聞かれた時だけ「たまに」と言葉少なく肯定するこの感じ。そしてポツリとポツリとこぼす言葉で彼の俗物さが少しづつ浮き彫りになっていき、挙げ句の果てにミキぴょんが人妻とわかった途端に興味を失って成仏するさま、好きだわー解説の柳さん。
今回も笑わせていただきました。

 単にふたりでかけ合いをしているだけだけの作品だとだいたい「勝手にやっとくれ」ってなるんですが、イベントの進行を見守りながらやっているので(最終的には破綻しますが)興味を失わずに読んでいけます。展開は適当だけどかなりカッチリした構成、喩えるなら「無造作ヘア」とでも申しましょうか。
 こういう作風はどうしてもスナック感覚で消費されるので甘く見られがちですが、この作品は読みごたえじゅうぶんです。料理の仕方ですね。

 一応、脚本形式なのでしょうか。序盤早々のメタ発言辺りで軽く吹き出しつつ、全編を読み終えました。読者を飽きさせないように、途中途中でいい具合に笑いをとれていると思います。オチもそれほど意外性はないものの、まとまっていて悪くないです。少し気になったのは、最初の田中さんのくだりで、感覚が掴みきれていなかったのか少々だれている気がしました。

 スキー――――っ、大スキーーー! この発想と、ヒトを喰った文章最高です。脚本形式も斬新、でも全然読みにくくなかった。だ~れも飛び上がらなくっても、文句なし。是非心霊現象グランプリ写真部門、次回も開催してください。そういえば、日本の女性の幽霊でグラマーなのって見たことないなあ。

佐々木さんか柳さんの話をほとんど聞かずにスルーしてるところが良かったです。
テンポもよくてするする読めました。

申し訳ない。全く感性に合いませんでした。
どうしても枝雀がいうところの緊張と緩和からくる笑いが好みのようです。

西尾維新の会話にも感じることですが、どんどんまくし立てていく昭和漫才ブームを髣髴とさせるスピーディーな掛け合いは、最低限音でもって伝えないと、万人に受けるものではないと感じます。文字と音では読者によって速度に差が生まれてしまうのですね。
だからこの作品も、誰かがやってくれるならば、私も面白いと感じるのかもしれません。

 会話文のみの構成というのはときどき見かけるわけですが、これはうまいなあと思った。何せ会話文だけで成立しなければならない状況です。説明くさいとか説明が多すぎるとか、そういうことをまったく気にしなくていい。
 内容はもう、ホントにあほらしくて良かった! すごく笑わせてもらいました。

面白かったです。
心霊写真を撮られる幽霊側から描いていくという発想が素晴らしいと思います。
この実況と解説者のやり取りが面白いですね。ちょいちょい話を脱線させる解説者と、いい感じにスルーして実況を続けるアナウンサーのキャラクターが如何にもありそうな感じで良かったと思います。
『来世で石油王の確率5パーセントアップ券』とか、欲しいような欲しくないような微妙な感じの賞品がまた面白いなと思いました。

笑いました。特に前半が面白かったです。実況と解説のネタということで、世紀末リーダー伝たけしを思い出しました。

ノリと勢いは好きなのですが、寄せ集めた感も。

タイトルの時点で既に面白い。ずるい。
色んなところで笑わせていただきましたが、特に笑ったところを三カ所だけ挙げて、感想にかえさせていただきます。
> とぶを入れるための苦肉の策ですね。
> そっちのタイプかー。
> なにぴょん?

あと、読み返したときに
> よくいかれるんですか?
> たまに。
ここにちゃんと伏線が張られているのを見て、また笑いました。楽しかったです。

 好き勝手やっている、という印象ですが、面白いです。解説を軽くあしらう実況、というキャラ付けも、親しみやすい。
 ただ、単に「面白い」というだけに留まっている気がします。読者のよく知る面白さです。それだと簡単に忘れ去られてしまう可能性もありますので、より長く読者の記憶に留めたいのであれば、もう一工夫欲しいところでした。

心地よいテンポでたのしめました。
佐々木さんと柳さんのやり取りは面白いのですが、物足りなさも同時に感じました。
もっとぶっ飛んでていいんじゃないかなと思います。

成仏したぁぁぁあああ!

実況さんもいつかは成仏できることを祈っております。

 20年くらい前のギャグが今鮮やかによみがえりふつうに通用してしまったような作風。確立されていますね。

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