白翼の王女様願望流山晶 への感想

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評価平均

発想4
構成3
表現3.1
総合3.4


有翼の世界設定が独創的でした。ただレースそのものがメインでないので、話そのものに必要でない説明に字数を取られた気がします。
振り返ると主人公とヒロインの関係修復の話なので、いきなり火山爆発から始まりレスキューにきた彼女とのやり取りから世界が説明されたらよかったかなと思います。
とはいえ、こういうコンビはこの作者さんならではですね。

設定の時点ですごい好みでした。
映像化されたら酔いそうだけど、すごく映えそうな印象。
主人公とヒロインのキャラ付けもいいと思います。
思わず二人の最後のやり取りはときめいてしまった。
ただもう少し彼らの物語を長く観たいと思えてしまうのは尺が足りないからなのかなあと。

設定書きすぎかな、といった印象。
発想自体はなかなか斬新。
個人的には、R.O.D OVAに出てくるオットー・リリエンタールの滑空機を思い描きながら読みました。

この文字数ではもったいない話だと思いました。主人公たちの人間性の描写がもっといっぱいされていれば、と思います。

 コメントのみ書き込みます。
 三十二ページ読み切りSF漫画的なノリは嫌いじゃない、いやとっても好きです。
 以上、読ませていただきありがとうございました。

 白馬の王子様、とぶバージョン。エリカのことはじゃじゃペガサスとでも名付けて欲しかったですが、イオ中央競翼会W1とか当たり前のように書いてあって、強引とも言えそうな勢いで世界に引き込まれ、そのまま最後まで連れていかれました。楽しかったです。
 秒速一キロメートルの噴石をひょい、でひっかけるところなど、いろいろと想像よりもはるかにすごいことが起きていそうな気がします。SFを読み慣れていないせいかもしれませんが、もう少し描写が細かくてもいいかなと思ってしまいました。

 正直なところ、話の内容はいまいちよく分かっていません。特に、優秀な翼士にはトレーナーが欠かせないっていうところですが、能力的に劣る男性翼士である主人公が、事故に遭う前(ということはホバリングも満足に出来ない)にW1五連覇の女王のトレーナーとして、果たして何の役に立つのか、とか。
 あれですかね、大胸筋は異性に揉……マッサージされて大きくなるとか、そういうオカルトめいた話でしょうか。

最初冒頭が理解し難くじっくり読み返すこととなったが、その後は読みやすく、ストーリーも追いかけやすくなった。

細かいですが主人公の性格が一貫していないように感じました。これに関してはそれほど重大視はしていませんが、エンタメとしてみた時、主人公の感情の動きにメリハリがあったほうが、ついていきやすいように感じたので、猶更目についてしまいました。

全体として少々尺が短く感じられますね。

終盤での、感性だけで飛んでいた翼士だったが、知性と経験を身につけ~、と翼士としてのエリカの成熟を評価するのかと思いきや、いい女になった、とか言っちゃうカケルの下心。そして大胸筋の上の膨らみまで見直すというゲスさ…。それがカケルの人間臭さを表していて逆に好印象でした。
しっかりとした内容を窮屈に感じさせることなくこのサイズに纏まとめられていて、エンタメ作品として完成されている。楽しまさせて頂きました。

 出すまでにしっかり整理したけれど、出すときに散らかしてしまった、という印象。書きたいことが多すぎたのかなと思います。お話的にも形はあるんですが、やはり同様の印象です。ただこれくらいの急な展開は最近のエンタメ作品でわりとよく見られますから、問題なく読める人もたくさんいるだろうとは思います。

 ぼくが混乱したのは言葉の扱い方です。たとえばタイトルになっている「白翼の王女様願望」は「白馬の王子様願望」のもじりだと思いますが、しかし追憶の彼女はむしろ主人公が助けた相手であり、そこでは彼女は白馬の王子様としてではなくレースクイーンとして白翼の女王と呼ばれた人物です。それまで主人公は理想的な女性の登場を夢見ていた(白翼の王女様願望を抱いていた)わけではなく、レースクイーンのトレーナー(紐)をやっていただけです。しかし突如として救出に現れた彼女をいきなり「白翼の王女様(白馬の王子様)」として認識する。
 かなり都合よく現れたところから見て、もしかすると彼女のほうの願望だったのかも知れませんが、ただでさえキツキツの内容に言葉遊びまで入ってきたことで混乱に拍車をかけたわけです。
 お話としてはストレートなエンタメが狙いと見えるので、言葉ももっとシンプルだとよかったかなと思いました。

競馬ならぬ競翼という発想が面白く、また選手ではなくトレーナーに視点を当てたのもまた素晴らしい発想ですね。
一方で主人公のセリフが説明じみているのと、誤字脱字や文頭下げ忘れなど校閲がたりないところが残念です。

 穴翼ってなんぞ? などと最初やや、戸惑いましたが、読んでいくうちに納得しました。カケルの台詞で「岩の最大速度は秒速一キロメートル!」と言っているくだりは、やや説明くさすぎるかなと思いました(地の文の方が違和感がなかったかもしれないです。この他にも、ちょっと台詞回しが説明的なところがちらほらあったのは、少し、気になりました。一人称なのもあいまって、説明的なところが、更に目立ってしまっているような)。全体的には短くまとまっていると思いますし、時々出てくるいくつかの台詞回しにはクスリとさせられました(大胸筋マッサージのくだりとか)。救出手段とカケルとエリカの関係性の繋がりにはニヤリとさせられながら、読了。すっきりとした気持ちで読み終えられました。

 きっちりとした設定、そして科学的な知識がこの作品の層を厚くしている。競馬ならぬ翼士の設定も、世俗的で面白い。
 主人公が喧嘩別れした彼女に助けていただくうらぶれた情けない男、なのだが妙に哀愁をまとった味のあるおっさんに見えるのも作者の腕だろう。Sの香りがする女王様に、奴隷のように腰ひもをつけられたり、御姫様抱っこされたり、危機なのになぜかパラダイスな主人公に笑ってしまった。欲を言えば二人がなぜ喧嘩別れしたか(多分主人公が身を引くために、喧嘩を仕掛けたのだろうが)が、もっと知りたかったが、この字数では難しいだろう。コミカルなSFで面白かった。
 ただ、火山での訓練、異星に人類が進出できる未来にはもっとセーフティネットが整備されていそうだ。

破天荒は「豪快で大胆な様子」ではなくて「いままで誰も達成できなかったことを為す」ことだそうです。わたしも最近知りました。
鮮やかに映像が脳内に映し出されて、読んでいてワクワクしました。

イカロスの競技化という設定がまず面白い。
(最初はペガサスか、エンジェルか、ハーピーかとも思いましたが)
それを土台と、言葉の端々に世界観を覗かせ、
きっちりおはなしに仕上げている。

その分、文章的な粗や
ちょっと都合が良過ぎる展開等が目に着いてしまい、
読む意識を阻害されてしまったのが少々残念。

でも僕は好きです。
こう言う設定でドンドンお書きしていって頂きたい。

 まず設定がおもしろかった。展開の配分もよく、最初の説明にまごついたものの、すぐ物語に入っていけました。
 個人的に、今大会の中でもっとも爽快感のある作品です。すてきなランデブーでした。

エリカさんかっこいい! 白馬の王子様ならぬ白翼の王女様が迎えに来たわけですね。
最近ラノベ原作のアニメを見ていて思うのは、男女を逆転させた少女漫画みたいだなぁってことと、やっぱりそういう話の方が面白いなってことで、このお話も王子様とお姫様、或いはスーパーヒーローとヒロインの立場が男女逆転しているところに魅力があるんだと思います。
抱きかかえるときはもちろんお姫様抱っこでお願いします。エリカさま!

魅力的な設定だと思います。映像的な作品で、1シーンとしてみた時に過不足ない内容でした。

ちょっとついていけませんでした…

競馬が競翼になるという発想は面白いです。競技の状況も細かく考えられていて、リアリティを感じました。
お話は何だかご都合主義な感じですが、破綻なく描けているとは思います。
あえて言うなら、エリカの登場が早すぎるのかな……。
「出来は結構良いのに、抜群に面白いわけではない」という感じで、感想を書くのが何だか難しいです。

 面白いと思えた箇所はいくつかありますが、展開が急すぎて、ついていくことは困難に思えます。3000~4000字に収まる内容ではない、です。
 本当に描きたいことを選択し、それについて濃密に語ることで、短編は光るものと思えます。長編はその長さ自体が武器になりますが、短編はそうはいきませんからね。切れ味勝負です。……受け売りではありますが。そのへんを意識すると、より良くなるのではないでしょうか。

翼士! アニメ化求む!
架空を実在するように書く肝を心得てますね。
そしてまさかの逆お姫様抱っこ!
エンタメの要素を全ておさえた贅沢な作品でした。

なかなか面白い作品でした!
欲を言うと構成をもうちょっとスッキリさせて欲しいところ

 アクションはとてもよく書けていると思いますが、そこで足りなくなっなのか話の展開がわかりづらいものになっています。制限がありますから、どこを書きたいかということしょうね。

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