インスタント神様ナンデモ・アール・ト・オモウナー への感想

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評価平均

発想3.7
構成3.5
表現3.3
総合3.5


猫より爺さんがかわいい。
特に福の神を自称する最初の爺さんがかわいい。
萌え狂おしいほどにかわいい。
目をうるうるさせながら
「そ、そんなこと……そんなことしてしまうとは……」
って言ってる爺さんがかわいい。
容器のフチをバンバン叩きながら
「ささ、はよもう一個作るのじゃ」
と要求してくる爺さんがかわいい。
これが美少女だったら多分苦笑いだ。
このあざとかわいさ加減がどうにも憎たらかわいくて
最終的になんか悔しい。
だからあえて言おう。あとの爺さんと猫はどうでもいいと。

胴の長い猫は、魔方陣グルグルの長い声の猫の失敗作を思い出させる。
(なんか前のインスタント神様でも書いたような気もするが)
あと掃除機のコンセント。

「俺」の思考には作者自身の内面が顔を覗かせているように見える。
「わかった、爺さん。ちょっと落ち着こう。」
とか。

読後感に、自分の心が濁っているのか、と胸に手を当ててみたり。

気落ちしている時ちょっとシアワセ気分になるにはいいかもです。猫もなんぞの芸はと思ったけれど、なんにもしないところが猫の存在意義と気づいた次第。めでたさも中くらいというよりかなりミニマムでした。

 おおあたりじゃー! もう、なんだかそれだけで押し切られた気分もありますが、インスタントではその大味さも致し方ありません。蓋を取ると神様出来てる、のはずなのに神様の方から出てきてくれる優しさ。

 「ツボ」の時と同じ?伸びる猫が出てきましたね。今回はちゃんとするすると収まってくれてよかったよかった。ともかく、なにを考えるわけでもなく、おめでたく楽しく読めました。

だいすきです。
読みながら、ずっとにこにこにこにこしていました。
爺さん神様もかわいいし、にゃあもかわいい。
わたしに、たぐいまれな絵の才能があったら、ぜひ絵本にさせてくださいと、おねがいしたいと思いました。
最後も、ちょっとだけっていうのがしゃれていて、ほんとに面白かったです。
優しいお話しだなあ。

 なつかしい。小学校低学年のころ、冬休み明けに傘で野球やテニスのボールを回そうとするヤツが、学年に一人は出た世代です。
 それはともかく、かわいいしめでたかった。オチがなんとなくこぢんまりしてしまったのが惜しい気もしますが、勢いで読まされたという点、読後のハッピー度は全作品中一番でした。

 なにがなにやら。まあ、インスタントですし、このくらいの福がちょうどいい具合なのでしょうか。なんかめでたい気分になれて、最終的にちょっと得したんだから、まあ、これでいいんじゃね、みたいな。神様たちと猫の動作がいちいち、可愛かったです。

あらやだ可愛い。
ハズレると、ドリフ神様コントの志村けんが出てくるとか
「あんだって?」「あたしゃ神様だよ」のやつ。
ほっこりしました。こういうの書きたいなー。



インスタント神様、というか、インスタント大当たり?
陽気な神様と猫様が可愛らしい。
一つ足りなくて四つ買ったわけだけど、五つ揃っていたら別の結末になっていたのかしらと妄想してみる。

 怪しい中国人から怪しい品物を購入してーーという流れはこれ意識してかどうかわからないけど『グレムリン』ですね。猫が伸びるのもギズモに水をやると増殖するのに対応してる。作品のそこはかとないメジャー感はここらへんにあるのかもしれない。

 じじいの描写と一人称が互いに浮くことなく進んでいくところが見事なんだけど、文字数制限に対してネタが小さすぎたのかかなりの持て余してる感。ティファールとか海老一とかの小ネタの密度がもう少しあったらよかったかなあ。
 また猫のネタは前回と同じで、同じなのはいいんだけどそれなら語り手の性格を変えるなどの変化がほしいところ。状況への対応やテンションが同じなのでそこに同じ猫が出てきてしまうとさすがに出がらしというか、苦し紛れっぽさがある。
 じじいの描写はとてもよく名作『ダックネストスクランブル』をほうふつとさせる。じじいでケリをつけてほしかった。

「時間たったら、蓋、取る。神様できてる」のフレーズは秀逸ですな。カタコト感が何とも言えない。
アイデアと内容も抜群。おめでたい感じも良い。ただ、前に一度読んでるだけにインパクトが弱い。しかも前回一挙2話同時掲載でしたし…。前作を越える「何か」を感じられなかったのは、少しさみしい。

ゆるい気持ちになれました。おめでたい気持ちになれたから、いいか。まさにそんな感じでした。

 確かに「インスタント神様」だ。インスタントの神様だったんだと納得すると同時に、自分には『お湯を入れて数分待てば』という行動は「ラーメンを食べる」という行為の刷り込みになっていたのだという「気付き」を与えてくれた。

表面上は楽しげで、何も言うことはないのですが、そうすると逆に書かれなかった面が気になります。話が編まれるにあたって、書かれなかった面とは何なのか? それを考えることは自分自身を材料にせざるを得ないところがあり、なかなか深刻な作業なのですが、「あたり」というお題がある以上、それを中心にして話が組まれる他ありません。ですがそれと反対の状況である「はずれ」も念頭にあったはずで、そちらに気持ちが引っ張られたまま「あたり」についての話を書こうとすれば、必然的にアンバランスなものが生まれることになります。結末として用意されたものでしかない、ということ以上に、あのおじいさんたちを全くの夢であるとも言い切らず、現実に起きたことであるという余地を残してある、というのは、その辺の葛藤の現れなんじゃないかと邪推してしまうところです。

今回タイトルを見ていちばん読んでみたくなったのはこの作品。というのもhidesuke氏の作品の中で『インスタント神様』がいちばん好きなのだ。まさか続編が読めるとはなんともめでたい、そう思っていたら内容もひたすらめでたくて、いやもうごちそうさまでした。

かわいい!爺さんも猫も!かわいい!

にゃんかわいいよ、にゃん。
あれですかね、海老一さんのご親戚ですかね、この神様たち。
若干の東京コミックショーへのリスペクトも感じさせ、そこはかとなく漂うノスタルジーが、この不思議な神様たちに親近感を抱かせます。
全員消えちゃうのか。猫だけでも置いて行けよ。という気持ちになりました。ちょっと淋しい。


にゃあ!

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